マイカーローンに限らず住宅ローンでもフリーローンでも借りやすい銀行は決まっています。
それは金利設定が高い銀行です。
これはどうしいてかというと、金利というのは借りる人の信用力(返済能力)によって決まるからです。
一般的に銀行からお金を借りる場合は、審査を受けることになります。
ローンの申し込みをする際に、下記のような個人データを記入することになります。
- 借入希望額
- 借入期間
- 勤務先名
- 勤務先の資本金
- 勤務先の従業員数
- 勤続年数
- 役職
- 年収
- 居住形態
- 家族構成
- 現在借入中のローン
- 借入件数
- 借入残高
- 毎月の返済額
これらの情報はあなたの返済能力を確認するための項目です。
約束通り返済をしてくれるかどうかを審査するために情報収集します。
これらの情報で得た収入と支出額で毎月いくらなら返済できるかを算出し、その上で借入金額や借入期間を設定していきます。
もちろん希望額に対して返済能力が足りないと判断されれば、審査落ちすることになります。
希望金額を減らしたり返済期間を短くすることで再審査申し込みすれば、審査に通ってお金を借りられる場合もあります。
全ては知り得た情報からシミュレーションして、貸したお金を期日通りに返済できるかどうかを判定するということです。
そして「金利」はどのように関係してくるかというと、金利は銀行にとって「利益」と「リスクヘッジ」の2つの意味合いを持ちます。
銀行は利息で成り立っている
融資金額に対して金利分の利息を得ることで、銀行は利益を創出し人件費や諸費用を捻出しています。
なので、銀行はできるだけ高い金利でお金を貸したいというのが本音です。
しかし、貸金業法で利息の上限が設定されているので、法律で決められた範囲内で金利を設定する必要があります。
また、市場原理として、競合他社との金利競争が発生します。
利用者は、金利がより安い銀行でお金を借りようとします。
一方で、銀行はお金を貸さないと利息で儲けられないので、他社よりも安い金利を設定して融資額を増やそうとします。
他の銀行よりも金利を安く設定できれば利益率は悪くなりますが、申し込み人数が増えるのでそれで利益額をカバーしたいのです。
金利を高くして貸し倒れのリスクを回避したい
銀行はお金を貸さないと利息が入ってこないのですが、申し込めば誰でもお金を貸すというわけではありません。
最初に説明した通り、約束通りにお金を返済してくれる人にお金を借りて欲しいわけです。
返済能力の高い人には、金利を安くしてでもお金を貸したいのです。
金利を安くすると利息収入額は減りますが、返済不能となって貸し倒れになる確率が少ないので利益が見込めるからです。
しかし、返済能力の高い人だけを選んでお金を貸しているだけでは、利息収入をなかなか増やすことができません。
そういう兼ね合いもあり、返済能力に少し不安がある人にも金利を高く設定することでお金を貸すようにします。
万が一返済不能になった場合でも、金利を高く設定することで貸し倒れする分を相殺していこうという考えです。
マイカーローンでも複数の金利設定がされている場合がありますが、高い金利で審査が通った場合は返済能力に多少不安があると思われているということです。
金利が高くなるのは総返済額が増えるので嫌ですが、お金を借りられないと困るので高い金利でもお金を借りる選択肢を選ぶ人が多いのです。
自分の与信が不安なら金利が高い銀行を選ぶ
収入が少なかったり他の金融機関からの借入れがある人は、返済能力が低い、つまり審査落ちする可能性があるということになります。
その場合は、金利が低い銀行のマイカーローンに申し込むよりも、多少金利が高くても審査に通りそうな銀行に申し込んだ方が資金調達の可能性は高くなります。
では、どのくらいの金利設定ならば審査に通りやすいのかというと、これはマイカーローンに申し込まないと分からない部分が多いです。
でも、申し込んで審査落ちするのは嫌ですよね。
それに審査落ちが続くと、信用情報機関に審査落ちの記録が残る申し込みブラックという状態になりかねません。
そうならないためにも、マイカーローンの仮審査を利用してみることをオススメします。
仮審査は本審査同様に申し込み時に個人情報を入力することになります。
しかし、本審査と違って信用情報機関に審査結果が残ることはありません。
つまり審査落ちしても、申し込みブラックになることはないってことです。
与信に不安がある人は、マイカーローンの仮審査・事前審査を利用して下さい。
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