マイカーローンで行われる「仮審査」と「本審査」の違いって分かりますか?
簡単にいうと、
- 仮審査:申し込み項目に記入されたデータをもとに審査を行う
- 本審査:記入されたデータに虚偽が無いか書類提出や確認作業を実施したうえで審査する
ということが挙げられます。
仮審査では本審査と同じように「個人情報」や「収入・職業」などを記入することになります。
しかし、本審査と違って所得証明書類などの証明書類を提出する必要がありません。
そのためパソコンやスマホから、必要な情報を入力するだけで簡単に申し込むことができます。
書類提出などもないため本審査より審査時間が短く、早ければ3営業日までに審査結果が分かるほどです。
仮審査を受けるメリットは、
- 本審査に通るかどうかの目処がつく
- 審査に通過した場合の適用条件(金利・限度額)などが分かる
ということが挙げられます。
仮審査の最大のメリットとは?
仮審査では多くの人が「本審査に通るか落ちるか」を知りたがります。
でも、それと同じくらい大きなメリットが「適用金利」が分かるってことなんです。
適用金利が明確になると、正確な返済シミュレーションができるので総返済額がハッキリと分かります。
いくら仮審査前に返済シミュレーションをしてみたところで、正確な金利が決まっていないと正しい結果も分かりません。
仮審査は複数のマイカーローンで同時に申し込むことができます。
複数申し込みをすることで、仮審査に通過したマイカーローンの中で総返済額が一番少ない借入先を見つけられます。
これがマイカーローン比較を失敗しないコツなんです。
正しい結果を踏まえたうえで、比較しないと意味がありませんよね。
ローン返済シミュレーションで失敗しがちなケースとは
マイカーローンの仮審査を受けないと起こりがちな【失敗例】を紹介します。
【一番多いケース】
一番多いありがちな失敗は「表示金利の一番安い金利で返済シミュレーションをしてしまう」ことです。
マイカーローンの表示金利は、最低金利~最高金利に幅がある場合が大半です。
「金利:年2.0%(最低)~年3.5%(最高)」とだけ表示されていたりしますよね。
でも、どんな人が「金利:年2.0%:を適用されるのかは書かれていません。
これは審査を受けてみないと、自分がどの金利を適用されるのかが分からないってことなんです。
返済シミュレーションをする場合に、借入希望額などの他に「金利」を入力する項目があります。
そこであなたはこんなことをしていませんか?
「どの金利か適用されるか分からないな~。とりあえず一番低い金利で計算しておこう。」
自分にとって都合のよい一番低い金利で計算する人って意外に多いんですよ。
でも、あなたの信用力(年収・勤務先・他社借入先など)に応じて、適用金利は変わってきます。
どの金利が適用されるかは、審査を受けてみないとハッキリと分からないのです。
そこで仮審査を受けることで、具体的な適用金利がハッキリと提示されます。
それが分かってこそ、正しい返済シミュレーションができるんです。
複数のマイカーローンの仮審査を受けて審査結果を見てから比較することで、間違いのない一番返済額が少ないマイカーローンを見つけることができるんです。
これこそマイカーローンの失敗しない賢い選び方です。
そのため複数の金融機関の仮審査を受けて、適用金利を明確にすることが必要不可欠となります。
仮審査の申し込みは簡単にできます
さきほども書きましたが、基本的に仮審査は書類提出の必要がありません。
パソコン・スマホから、申し込むだけなので簡単に申し込みができます。
それに仮審査に通過してからでも、キャンセルすることは可能です。
もちろんキャンセル料なども発生しません。
だから比較するために申し込めるだけ申し込んで、「どこの審査に通るか」「どこが一番返済額が少なくなるか」をチェックします。
少なくとも3つはマイカーローンの仮審査に申し込んで、自分にとって一番メリットが大きいマイカーローンを見つけましょう。
ただし、マイカーローンの仮審査に申し込む場合に、注意点が一つだけあります。
下記に書いてある注意点だけは必ず守らないと、のちのち面倒なことになりますからご注意を。
マイカーローン仮審査の注意点について
マイカーローンの仮審査に申し込む場合の注意点は、
虚偽記載をしない
ということです。
仮審査って「仮」という文字がついてるから、いい加減に入力する人がいるんですよね。
「本審査の時にちゃんと記入すれば問題ないでしょ!」って感じです。
他にも仮審査に通りたいからって、実際よりも「年収を多く」「他社借入額を少なく」書く人もいます。
仮審査では申し込み画面に入力された情報だけで審査をするので、その時点では仮審査に通過することができます。
しかし、本審査申し込みに進んだ時に記入した内容と仮審査の内容に相違があると、審査する側としては「あれ?内容が違っている」と不審に思いますよね。
その時点で「入力ミス」か「虚偽」が疑われれるので、正しい情報の入力が求められます。
本審査では「所得証明」や「在籍確認」など、申込内容に虚偽がないか確認作業が行われます。
他社からの借入金額も信用情報機関を通じて、「返済履歴」や「返済額」などを調べることができます。
つまり審査に通りたくて嘘を書いたらバレるってことです。
そして虚偽申請が会った場合は、ほぼ間違いなく審査落ちすることになります。
もし審査落ちしなくても、金利などの適用条件が変わってしまうことになりかねません。
だから仮審査といえども適当に入力しないで、申し込み内容は正しい情報を記入しないといけません。
ちなみによくありがちな虚偽申請は、
- 収入を多く書く
- 他社借入額を少なく書く
- 勤続年数を長く書く
など、審査を受けるのに後ろめたい項目について「ちょっとだけ盛って書いてしまう」ことです。
本審査時に書類を提出して確認されたら、簡単にバレてしまうので安易な気持ちで盛るのはやめておきましょうね。
のちのち面倒なことになりますから。
それでは、次は「失敗しない仮審査の申し込み方」について紹介します。>>失敗しない仮審査の申し込み方